10周年記念行事   
   平成27年9月12日(土) 於:東京都立産業貿易センタービル9階  
     
千葉県漢詩連盟創立10周年記念大会が、平成27年9月12日(土)13時より東京都立産業貿易センタービル9階にある、台東区民会館特別室において開催されました。場所は浅草寺の近くで隅水の川の音も聞こえるほどの由緒あるところです。
当日は晴天に恵まれ、主席者は56名を数え、来賓の方も、多数列席しました。
大会は総司会の椎名耕道理事の下で進められ、実行委員長である八嶋溪風副会長の開催の辞に始まり、鷲野翔堂会長の挨拶があり、菅原有恒事務局長から、10周年を振り返り、10周年記念行事についての説明がありました。
更に、今回初めての功労者表彰がありました。今回表彰された方は、創立時の役員である杉山溪雲相談役、金子静修相談役、並びに、矢尾鏃風監事の御三方に表彰状が贈られました。尚、感謝状は、斎藤恭子さんに、書いていただきました。

次に、大会のメインテーマである、自作漢詩の朗詠・朗読のプログラムが行われました。
自作漢詩の吟詠22名、賛助吟詠12名、自作漢詩の朗読10名、計44名が参加され、日頃の精進の成果が存分に発揮されました。また一般賛助招待者の吟詠は、詩吟の神髄を示してくれたように思われました。
休息の後「漢詩作りの面白さ」と題して、座長に鷲野会長、参加者として、宮崎三郎、薄井隆、冨樫美代子、青木智江の4氏により、座談会が行われました。漢詩作りの苦労やむずかしさ又その妙味を披露されて、会員の今後の漢詩つくりに大いに参考になったと思われます。
最期の締めくくりは、全日本漢詩連盟会長で、当連盟顧問の石川忠久先生より、「漢詩の面白さ・対句の妙味」と題して、講演が行われました。各時代の漢詩の対句について、例を挙げて講演され、ユーモアあふれる説明で、会場がわきました。
講演の後は、記念写真を撮り、行事は全て滞りなく終了しました。

夜の懇親パーティーは、清水蕗山理事の下、和やかな雰囲気で行われました。この場においても、石川先生、鷲野会長、菅原事務局長による、10周年賀詩の代吟が、清水理事、菅原耕浪氏、八嶋副会長によって行われ、他にも数々の吟詠が披露されました。中でも、特別ゲストとして神風琉都総連合理事長の伊森神東先生の祝吟が有り難く感ぜられました。
パーティーはますます盛り上がりましたが、お開きは、八嶋実行委員長の音頭で「イヤサカ~」の3連発で、千漢連のますますの発展と皆様のご健康を祈りつつ閉会となりました。
                             
 津田峻嶺記
     
    石川忠久先生講演   座 談 会       10周年記念賀詩