書籍紹介
   はじめての漢詩創作   
             鷲野正明:著
 
  1800円+税

  漢詩鑑賞をしながら作詩を学ぶ書
    第1部  作詩入門
    第2部  「ことば」について考える
    第3部  1句の組み立て 4句(1首)の構成


                              
推 奨 
 
     角川  新字源-改訂新版        定価(税込): 3240円 

「角川新字源」が23年ぶりの大改訂で装いも新たに登場

・和漢の古典を読むのに必要な感じを網羅した、収録漢字13,500字。
・約105,000の熟語で、研究レベルの漢文読解にも対応。
・幅広い漢籍から収集した出典用例は14,000超。


                              
推 奨 
 
   だれにでもできる漢詩の作り方    太刀掛呂山:著
                                2000円+税

                
                              
推 奨
 
    詩韻含英異同辦            松雲堂書店



                                      推 奨
 
    酔古堂剣掃

中国・明朝末の教養人・陸紹珩(字は湘客)が長年愛読した儒仏道の古典の中から会心の名言嘉句を抜粋し、収録した読書録である。特徴としては、『菜根譚』と同様に自然の描写と観察が豊富で優れている

        酔古堂剣掃を読んで 清水蕗山 クリック
      
      漢詩と名蹟          鷲野正明    二玄社   
                          2100円+税


歴代の文人は、どのような詩文を好み、書に遺してきたのか?
詩経・楚辞から陶淵明・李白・杜甫の詩、蘇軾の「赤壁の賦」まで、人口に膾炙した漢詩文の名作を読みながら、名家の筆になる「書」をカラー図版で鑑賞する。
 
      
     
漢詩集  花風水月        鷲野翔堂  

    第1章 伏姫桜ー季節の移ろい    第2章 房総のうた
    第3章 台湾のうた     第4章 蘇州のうた   
    第5章 贈答のうた  

             ※湯島聖堂売店にて購入可能です
 
 
      漢詩をつくる       石川忠久  大修館書店

漢詩を詠むのは難しくない。
漢詩研究の第一人者が、作詩の心得、約束事、構成法から練習の仕方に至るまで懇切丁寧に解説。優れた作品を味わいながら、自然に作詩の要諦が身につく。
 
  
      漢詩入門            石川梅次郎      
 
  
      江戸後期の詩人たち   富士川英郎著  平凡社

日本の漢詩は江戸時代後期に社会の各層に広く普及した。大正から昭和に至り忘れられた漢詩文の豊かな富を悠々たる筆致で現代に蘇らせた名著。約50人の略伝と代表作を読む。解説=揖斐高
 
 
      唐詩概説      小川環樹著    岩波文庫

杜甫、李白、王維、韓愈、白居易など、きら星のごとき大詩人を輩出した唐代。「国破れて山河在り」といった名詩から通常見過ごされがちな詩人の佳作まで、唐詩の流れと形式そしてその魅力を平明かつ気品ある文章で語る。韻目表、助字一覧など漢詩鑑賞に必要な情報も網羅。戦後の中国文学研究を方向づけた碩学による唐詩入門の決定版
 
 
      唐代の人は漢詩をどう詠んだか
          ー 中国音韻学への誘い    大島正二


日本には漢詩愛好者が多いが、漢詩が最も輝いていた中国・唐代の人々は李白や杜甫の漢詩をどのような発音で詠んでいたのだろうか。四声や反切、韻書・韻図など中国音韻学の基礎的事項やカールグレン、マスペロなどの古代音研究の歩みを述べながら、その復元の方法をていねいに説き明かす。そして実際に唐代、長安生まれの詩人・杜牧「江南春」をどう詠んだかの復元を試みる。巻末に、当時の詠み方を試みた杜甫「春望」、李白「秋浦歌」、孟浩然「春暁」などの名詩10篇を付す。
 
  
      詩語辞典     河合酔萩著        松雲堂書店
 
 
      佩文韻府

中国の辞書。106巻。清(しん)の康煕(こうき)帝の命により張玉書(ちようぎよくしよ)ら多数の学者が編纂(へんさん)し、1711年(康煕50)刊行。中国の経書や古典詩文にみえる熟語、成句を広く集め、おのおのに出典を示し、末尾一字により106韻の順序に並べたもの。たとえば、平声(ひょうしょう)真韻の「人」の項には「大人」「聖人」「無名人」「旁若(ぼうじやく)無人」などの語句、「秋士・春人」などの対句が収められている。詩文をつくる際の、また古典語の用例を知るための参考書としてもっとも完備したものである
 
 
      房総風雅       
千葉県漢詩連盟 出版

『房総風雅』は、千葉県に関する新作の漢詩を収載し、5年ごとに発行します。作詩の喜びを味わい、会員相互の交流をはかるとともに、自作の漢詩を後世に残し、漢詩の輪を広げようとするものです。詩形は絶句または律詩で、原文とともに読み下し文もつけています。
 
 
      千葉詩藻
          千葉県漢詩連盟 出版

『房総風雅』の発行年以外の年に発行します。
一年のベストワンと思う詩を寄稿していただき、3月に発行します。

 
 新
  読解のルールと味わうコツ45 (コツがわかる本!)   2019/4/10

              鷲野 正明 (監修)          ¥ 1,793

詩はどんな詩でもまず意味を捉えたらその言葉がその場所で使われているのはどうしてなのか、言葉と言葉がどのように連携しているか、全体がどう構成されているか、を考えると格段に面白くなります。作者の生い立ちや作詩の背景を知ると、さらに面白さが増します。本書は出来るだけ親しみやすくかみ砕いた内容になっています。